まずは、オンライン診療とは何かについて、概要を確認しましょう。近年需要が伸びており、様々な医療機関で導入が進んでいます。
従来のように、医療機関に患者が足を運び診療を受ける方法を対面診療と呼びます。一方、オンライン診療とはスマートフォンやタブレットなどの機器を用いてインターネット上で病院の予約から決済までを行う診療方法のことです。
対面診療と同様に、オンライン診療にも保険診療と自費診療があります。ただし、対面診療の保健適応疾患や診療報酬点数などについては異なる部分があるので注意が必要です。保険診療は、現在のガイドラインでは適用範囲に限りがあります。すべての疾患をカバーしているわけではありません。個人の状態によっては、オンライン診療を受けられないこともあります。また、医療機関がそもそもオンライン診療を導入していないケースも考えられるため、事前に確認が必要です。オンライン診療ガイドラインにおける診療報酬点数が制定されている疾患の例を挙げると、「禁煙外来やAGA(初診から可能)」「慢性疾患や在宅診療(再診から可能)」などが該当します。今後、細かい内容は定期的に行われる診療報酬改定により変わっていくでしょう。
自費診療としてオンライン健康診断やオンライン受診勧奨を行っている医療機関もあります。いずれも初診は対面診療となりますが、再診からオンライン診療に移行する場合、診察料は医療機関が独自で定める金額となります。
オンライン診療を行う際に必要なのは、インターネット環境、スマートフォンやタブレットなどの通信機器、オンライン診療アプリケーションです。アプリケーションの種類や使用方法は医療機関によって異なる場合があります。
まず、初診で対面診療を行い、医師と相談した後にオンライン診療へ移行します。通信機器の準備やアプリケーションのダウンロードなどを済ませ、ユーザー登録を行います。その後、診療予約をして、その都度オンライン診療を行う流れになります。
予約の日時になると医療機関から通知がきますので、ビデオ通話を開始してオンライン診療を受けます。診療が終了した後はそのまま決済に進み支払いを行います。処方については、郵送を希望する場合は自宅に薬が届きます。薬局で受け取る場合は、自宅に届く処方箋を持って調剤薬局に足を運び、薬を受け取る流れになります。
以上がオンライン診療の基本的な流れです。直接足を運ばなくても診療を受けられるため、大幅に手間を省けるといったメリットがあります。
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訪問看護師として働く場合、基本的に日中のみで土日はお休みの場合が多いので、自分のライフスタイルを優先して働きたい人におすすめです。また、患者に寄り添った看護が提供できる点も大きなやりがいにつながります。
訪問看護師の仕事内容は多岐に渡ります。健康状態の確認や医療処置、療養生活を送る上でのアドバイスなど、利用者やその家族に対して必要なケアを提供します。細かい内容については職場によって異なるので事前に確認していきましょう。