オンライン診療のメリット・デメリットを紹介します。オンライン診療に携わる人はあらかじめ確認しておきましょう。
オンライン診療のメリットとしてまず挙げられるのが、来院が難しい患者に対して医療を提供できる点です。自力で来院できない患者だけでなく、これまで家族の送迎が必要だった患者も、自分の都合に合わせて診療を受けられます。また、移住地を問わないので転勤などの都合で遠方に引っ越した場合でも、同じ医師に診療してもらえます。来院のために着替える必要がない点もメリットとして挙げられます。発熱や腹痛などの症状で横になっている状態から、来院のためにわざわざ着替えるのは大変です。立ち上がるのがつらいほど苦しい状態で着替えをするのはかなりの負担であり、それが解消されるのは大きなメリットです。
また、オンライン診療では薬の郵送も可能です。定期的に通院しており、処方箋をもらうためだけに医療機関を受診するのが手間だと感じている人は助かるでしょう。待ち時間が不要となる点も患者と医療機関双方にとって大きなメリットです。待ち時間が削減されれば、患者の満足度も向上します。医療機関に対して患者が感じているストレスの大半を占めているのが待ち時間の長さであり、それを理由にクレームを受けることも少なくありません。オンライン診療なら、お互いがストレスフリーの状態のまま診療を済ませることができます。
加えて、感染症対策にもなります。新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザの時期などにも院内感染を防ぐためにオンライン診療が役立ちます。
オンライン診療を始めるためには設備を整えなければなりません。そのため、導入にはある程度の費用がかかる点を考慮しておく必要があります。利用手数料が発生するため、それを不満に思う患者もいるでしょう。パソコンなどの機器を利用するので、操作に不慣れな場合には時間がかかります。特に高齢者は不慣れなことが多いので、煩わしさを感じるかもしれません。また、オンライン診療の多くはクレジットカード決済を採用しているので、現金で対応していた人は切り替えなければなりません。
患者が画面の向こう側にいるため、患部に触れる処置や検査ができない点も考慮しておきましょう。処置が必要な怪我をしている場合や精密検査が必要な場合は、速やかに来院するよう伝える必要があります。薬に関しても、向精神薬や免疫抑制剤などの副作用が強い薬はオンライン診療では処方できません。
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訪問看護師として働く場合、基本的に日中のみで土日はお休みの場合が多いので、自分のライフスタイルを優先して働きたい人におすすめです。また、患者に寄り添った看護が提供できる点も大きなやりがいにつながります。
訪問看護師の仕事内容は多岐に渡ります。健康状態の確認や医療処置、療養生活を送る上でのアドバイスなど、利用者やその家族に対して必要なケアを提供します。細かい内容については職場によって異なるので事前に確認していきましょう。